《1》私たちをとりまく情勢と県連合がとりくむ課題

  • 新型コロナの感染症拡大を「災害」と捉え、災害対策法等に基づく救済対策を求めていきます。
  • 人間と核は共存できません。安心・安全な生活をおくるためには脱原発・自然エネルギーへの転換は不可欠です。市民グループのみなさんとともに粘り強く運動を続けます。
  • 菅政権は沖縄県民の想いを無視し、辺野古新基地建設を強権的にすすめました。私たちは、基地のない平和な沖縄を目指し、沖縄の人々と一層の連帯を図ります。
  • 格差や貧困がますます広がっており、格差是正と社会保障の再建が急務です。また、医療や福祉を守る活動をすすめます。障がい者、高齢者、子ども、生活困窮者など社会的弱者の立場に立った 政策要求に取り組みます。
  • 労働法制改悪に反対し、人間らしい尊厳ある働き方を求めるため、労働団体との連携を強め、働く者の権利擁護と生活向上のための闘いをすすめます。
  • 2019年10月から始まった幼児教育・保育無償化の対象から朝鮮学校を含むすべての外国人学校幼稚園が除外されました。これは国による差別であり、早期の撤回を求めていくとともに、宝塚市が実施したように「国が実施するまでの間、自治体独自で授業料の無償化」が実現するよう他市への拡大を呼びかけます。
  • ヘイトスピーチ対策法・部落差別解消推進法・障害者差別解消法の人権3法について、着実な履行とより実効性のある取り組みを進めるよう自治体等に求めます。また、性的マイノリティの方たちへの偏見解消に向けた取り組みをすすめます。
  • 昨年末に所属議員3名を含め党員の5分の2が離党したため、県連合は、財政的にも活動的にも厳しい再スタートとなりました。しかし、この困難を乗り越えて、残された私たちが社会民主主義の維持・発展と引き続き野党共闘の要としての役割を果たし、政権交代を目指してまいります。
  • 社民党が社民党として輝いているのは市民運動や労働運動と共にその現場にいつもいるからであり、その姿勢が市民や働くものに一定程度支持されている要因だと考えます。そのことを今一度、確認して日々の活動を続けていかなければなりません。新型コロナで先の見通せない状況が続きますが、感染防止対策に取り組みながら、2021年度の活動をすすめてまいります。
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